How-to

4.航空券につい

航空券の手配【上級編】

安い!国内経由便の活用

より安く飛行機に乗りたいという場合は、最寄りの空港以外の離発着便にも視野を広げてみましょう。特に有力なのが関西空港です。 関空はLCC(格安航空会社)の誘致にも積極的で航空会社の払う空港使用料も安めに設定されているため、他の空港に比べて安くなる傾向があります。 例えば東京に住んでいたとして、成田からヨーロッパに飛ぶよりは、羽田からいったん関空に行き(もちろん電車やバスでもOK)、関空からヨーロッパへ、 というほうが安いことがあります。
ちなみに国内航空券の手配は早いほどお得。JALのスーパー先得やANAのスーパーエコ割などを狙いましょう。 もし早割の手配が間に合わなかった場合は高速バスなら格安で移動できます。最近のバスはかなりゆったりしていて定評があります。
筆者は2010年にパラオに行ったときこの手を使い旅費を安くあげました。関西人がうらやましいこのごろです。

海外発着航空券の手配

海外発着航空券とは、例えば「ロサンゼルス発~ニューヨーク行き」のような航空券です。 昔は手配に手間とお金のかかった海外発着航空券ですが、今はオンラインで簡単に購入することができます。 日本の旅行代理店でも手配可能なところがありますが、基本的に高めの手配手数料がかかります。 航空会社のローカル公式サイトから買うことも可能でこの場合手数料はかかりません(基本的に現地の言語)。
便利なのはExpediaです。Expediaではオンラインで海外発着航空券を簡単に検索・購入することができます。 これはあまり知られていないのですが、Expediaの検索画面で出発地を海外指定(プルダウンメニューの下のほうにあります)にすることで検索することができます。
・海外発着航空券の活用
この海外発着航空券をうまく活用すると安くあげることができ、旅ルート計画の幅も広がります。 例えば、日本からアメリカのフロリダに行く場合。直行便はないので乗継便になりますがフロリダまで通しで買うのが一般的です。 それを、日本~ロサンゼルス間を安い中国系航空会社などを利用し、ロサンゼルス~フロリダの海外発着航空券(LCC含め各社比較し最安値を探す)を別途手配する、 といった風に分けて手配することで、安く上あがることがあります。
・海外発着航空券を使った裏ワザ
一部の旅の達人は海外発着航空券をうまく利用して旅を格安にあげています。 例えば、韓国ソウル発ヨーロッパ行の航空券を調べてみてください。同じ時期の日本発ヨーロッパ行き航空券よりずっと安いチケットが見つかると思います。 日本-韓国の往復航空券を別途手配した金額を加味しても、日本-ヨーロッパ往復航空券より安い!ということがあります。特に日本でのピークシーズンに有利です。 もしマイレージがある場合、日本-韓国はマイレージ航空券でタダで移動すればさらにお得になります(日本-韓国くらいのマイレージを貯めるのなら難しくありません)。 韓国以外にも、バンコク、香港、台湾などを発着する航空券が安くて人気です。

予約番号とオンラインチェックインについて

航空券を航空会社の公式サイトから購入すると「予約番号」が発行され、その予約番号で公式サイトにログインすると予約詳細の確認や座席の指定に加え、 事前オンラインチェックインが可能です。 オンラインチェックインをすると、搭乗手続きがスムーズになり長蛇の列に並ばないで済みます。 行きだけでなく帰りの便も、手元にネット環境があればオンラインチェックインをすることができます。オンラインチェックインをすると急なフライト変更なども 確認することができ、最近はあまりありませんがオーバーブッキングのリスクもなくなります。 旅行代理店を通して航空券を購入した場合でも「予約番号」があれば同じことが可能な場合があります。

飛行機の座席選び

飛行機の座席は空港のチェックイン時に「ウィンドウサイドプリーズ」と言うものだと思っていたりしませんか? PEX航空券は座席を事前に自分で選ぶことが可能です(中には選べない便もあります)。 購入時、もしくは購入後に発行される航空券予約番号でサイトにログインすると、空席状況を確認して空いている席を選ぶことができます。 長いフライト、できることなら良い席を選びたいですよね。そんな時におススメのサイトがあります。
SEATGURU http://www.seatguru.com/(英語)
フライト番号(例えばJL123等)を入力すると、その便の座席一覧を見ることができ、「快適な席」「狭い席」「シートが倒せない」などの細かい情報がわかります。 英語ですがシンプルなつくりなので翻訳サイトを使えば難しくありません。