旅行カバンには様々な種類がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。また最適な旅行カバンは旅のスタイルによって異なります。選ぶときに重要なのは「サイズ」と「機能性」です。見た目のデザインだけで選ばないようにしましょう。
まず大前提として、一人旅の荷物はなるべく小さく軽くすること。大きく重い荷物は移動の時に苦痛以外のなにものでもないからです。荷物が軽いと行動範囲も広がります*。一番おススメするのはメリットの多い「機内持ち込みサイズの旅行カバン」です。
※一般的な機内持ち込み荷物のサイズ:縦横高の3辺の和が115cm以内
(航空会社によって規定が異なるので要確認)
*1週間〜10日程度の旅でも機内持ち込みサイズの旅行カバンで問題ないです。
●LCCの機内持ち込み
LCCを利用する場合、預け入れ荷物はオプションとなり別料金がかかる場合があります。機内持ち込みにすれば無料ですが、各社厳しい重量制限があるので確認しましょう。
例えばエアアジアXの場合、重量は7KGまで(2014現在)。旅行用カバンはからの状態でも3KGくらいするので、LCCで機内持ち込みを考えているのならなるべく軽いカバンがベストです。
例)
・スーツケース/ハードタイプ
・スーツケース/ソフトタイプ(トロリーやキャリーとも言う)
・ボストン
・トランク
・バックパック
●スーツケース/ハードタイプ
海外旅行の定番で種類が多いのがこれ。
メリットは、丈夫な外装のため機内預けにしたとき比較的安全であること、雨に強いこと、サイズが豊富でかなり大きなサイズがある。
デメリットは、開けるときにフルオープンになるためスペースが必要なこと、比較的重たいこと、あまり融通が利かないこと、外側に収納がないこと。
軽量素材(ポリカーボネート)を使用した軽いものもあります。
●スーツケース/ソフトタイプ(トロリー/キャリー)
外装がナイロンや布などでできているスーツケース。
ハードとの違いは
・開くときに真ん中からぱっくりではなく、片側がフタのような状態になっているものが基本。そのため開けるのにスペースが必要ない。
・外側に収納ポケットが付いていてちょっとしたものを入れることができる。
・大きなサイズはあまりない。
・ハードタイプと比較すると雨にはヨワイ
・ハードタイプと比較すると丈夫さはヨワイ
・2Wayや3Wayのものがある(ショルダーになったりする)
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●バックパック
背中に背負う大きなショルダー型でバックパッカーご用達。背中に背負って移動できるので両手があくのがメリットで階段も楽々。ポケットが多く機能的につくられており、拡張機能があったりすると便利。フリースタイルの旅には一番向いています。
背負った姿はもっさい感じになるので、ちょっと気取った旅をしたい方には抵抗があるかもしれません。
スーツケースとバックパックの利点を両方生かした、背負うことも転がすこともでき るカバン。 |
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