航空券&ツアー
検索>>>

学生の旅と社会人の旅


■学生の旅
私が初めて海外を一人旅したのは大学時代でした。学生なのでお金はないけれど時間だけはたっぷりある。だから旅は必然的に貧乏旅行になりました。飛行機は値段重視で選んだ安い経由便を使い、移動は学生ツーリスト向けのフリーパスを購入し、宿代はユースホステル(相部屋)を使い旅費をおさえる。時間だけはあるので1か月など長期旅をすることも可能でした。そして、そういう旅だからこそ得られるものがたくさんありました。特に出会い。ユースホステルでは同じような旅をしている仲間がたくさんいます。お金を出して良いホテルに泊まったらこんな出会いはありません。
学生・若者だからこそできる旅があります。ぜひ経験してほしい。

■社会人の旅
社会人になるとお金はそこそこあるけれど時間がない状態になります。学生の頃のように長期間旅をすることはまず無理でせいぜい1週間。休めるのはゴールデンウィークや年末年始くらいで、ピーク時期なので航空券はとても高くなります。
「オフシーズンならもっと安く買えるのに・・・」
それを知っている分よけいに高い航空券を買うことを躊躇してしまう。それにせっかく地球の裏側まで時間をかけて行くのなら長期間滞在したい。でも社会人の今それは厳しい。かといって旅の為に仕事を辞めるわけにはいかない・・・ジレンマ。
そこで学生の旅スタイルから社会人の旅スタイルへ意識改革。
旅するのに大事なのは期間じゃない。短期間でも内容を充実させれば満足いくよい旅になる。ピーク時でも多少日程を前後にずらしなるべく安く航空券を手に入れ3〜4日の有給休暇をくっつけて1週間〜10日の連休を作り旅に出る。現地での時間を節約するためある程度予定を決めて宿も事前予約。総予算は15〜25万円。
仕事と旅は両立できる。

■お金に余裕のある旅はつまらない?
限られたお金で旅するために、いかに安い航空券、安い宿を見つけるか。それはまるでゲームのようでもあり貧乏旅行の面白いところです。やはり格安で海外を旅できるお得感は満足感に繋がります。また、貧乏旅行は旅先でちょっとしたトラブルに合う確率も高いのですが、それも旅の面白いところ。トラブルは無いにこしたことはないですが、それも旅のアトラクションと思って楽しんじゃえばいいんです。
社会人になるといくらか予算に余裕ができ、歳とともに体力も衰えるのでついついお金で楽を買ってしまう傾向になります。ホテルにも快適を求め安宿を選ぼうとはしなくなります。2000円以内でなんとか!というと現地で探さなくてはなりませんが、中級ホテル以上だと日本から簡単に予約ができます。航空券もある程度選ぶようになります。到着時間が深夜だとやだからこちらにしようとか、「航空会社未定」なんて旅の計画できないから安いけどやめようとか。移動は陸路で行けば格安だけど時間がかかる、日程に余裕がないからお金はかかるけど空路で行こうとか。移動の足にレンタカーなんていう選択肢もでてくる。
また、ある程度お金をかけるスタイルの旅だと貧乏旅行よりトラブルは減ります。
以上のようにお金があると旅が簡単になります。楽なのはいいのですがちょっと刺激に欠けるのも事実です。

■社会人の旅のための有給休暇取得考察
先日、とある旅コミュニティに興味深いトピックがたちました。投稿者はまもなく社会人になる学生さん。トピックは「社会人になっても旅はできるのかどうか、みなさんはどのような仕事に就き、どのように休みを取っているのかということを知りたい」といった内容でした。
けっこうたくさんの回答があり、みなさんやはり休暇取得は簡単ではない様子が書かれていました。長くても1週間〜10日間、それでもやはり後ろめたさとか、申し訳けなさをかかえての休暇取得。休みが取りにくいのは日本の文化みたいなところがありますよね。いくつかあがっていた共通意見は「旅好きであることを周囲に印象付けておくと、後々休みをとりやすくなる」ということ。
小さな島国である日本では「長期バカンスをリゾートで」という風習がなかなか根付かないのは仕方がないのかもしれません。たとえばヨーロッパでは陸続きで移動できる素敵なリゾート地があちこちにあって気軽に行けるのですから、多くの人がリゾートバカンスをして風習として根付いたのでしょうね。
今学生の諸君、2週間や1ヶ月も旅できるのは今だけ!学生である特権を今のうちに最大限に活用するのだよ。



関連リンク:















「1人参加追加代金」不要
1人旅向けツアー特集
>>> 「一人旅ツアー」エイビーロード
テーマのある旅:
ひとり旅×大自然
ひとり旅×スパ
ひとり旅×アフリカ
グルプサイト|ひとりっぷマタタビ〜海外自由旅行記〜一生に一度は行きたい場所したい旅ブログ「旅メモ」