もし、誰かと来ていたら、彼に話しかけることも、今回仲良くなれた人たちと話すこともなかった。みかんさんの海外ひとり旅「東南アジア周遊」
【一人旅のきっかけや目的〜なぜその国/都市に決めたのか〜】 10代の頃から漠然と東南アジアを周遊したい、バックパッカーをしたいと思っていたのですが、なかなか踏み出せず。名古屋のゲストハウスに泊まっていた時に他国から来たバックパッカーの友達がたくさんできて、色んな話を聞き、2015年は自分のやりたいことだけやる年にすると決心したことがきっかけです。 【旅の計画に関するエピソード】 出国する前に、ネット(バンコクナビやベトナムナビ、各国の観光用ホームページなど)で大まかに行く国の行きたい場所を決めておいて、あとは何も決めずに行きました。現地についてからは、泊まっているゲストハウスの他の宿泊者の方と話をして、次に行く国のおすすめのゲストハウスや観光地、気を付けた方が良いことなどを聞きました。スケジュールで工夫した点は、どうせスケジュール通りにまわれないので、大まかに行きたいところだけ決めてかなり時間の融通が利くようにしたところです。
バンコクで、私の宿泊先から最寄駅に行く通り道で必ず通る場所に、ほとんど毎日、片足の無い男性が炎天下の中、通行人にお金を入れてもらえるよう、プラスチックの入れ物と共に地面に座っていました。ある日、私は旅先の街歩きが趣味のうちの1つで、その街歩きをしていたのですが、片腕と片足がない男性を見かけました。しかし、彼は先に紹介したような彼とは違い、松葉づえをつきながら、道路の脇でおやつを売っていました。彼らの事情もあるとは思いますが、″足が無いから働けない″ではない、どう生きるかは考え方によるなぁと、おやつを売っている彼を見て感動しました。
ホーチミンからシェムリアップにバスで移動した際、ビザについて不明点があったので通路を挟んで隣に座っていたフランス人の方に質問をしたのですが、とても気さくな人で、「1人で旅行してるの?僕もだよ。1人旅って良いよね。」と1人旅をしているというだけで話がはずんだことです。彼のおかげでオーストラリアから複数人で旅行に来ていた方たちとも仲良くなることができました。もし、誰かと来ていたら、彼に話しかけることも、今回仲良くなれた人たちと話すこともなかったと思います。
ほとんど何も調べて来なかったが故に、地理が全くわからず、自分がどこにいるのかわからないという状況が、ホーチミン市内についてからと、バンコクのカオサンにシェムリアップからバスで着いた時の2回ありました。ホーチミン市内では、デタム通りに行きたくて、最寄りのバス停で降りたのですが、そこからの道がわからず、地図も持っていないし、携帯を使おうにもWi−Fiをつかまえられず、長距離移動で荷物も重く疲れていたので公園のベンチでしばらくボーっとしたのが、この旅で1番大変だったエピソードです。
フィリピンは親戚がフィリピンに住んでいるので、泊まらせてもらいました。
1人旅だと確かにレストランに入りづらい等あるとは思いますが、レストランや食堂、屋台など、気にせずに入ってました。思いのほか、一人で食べてる人が多かったので特に恥ずかしいとかは、ありませんでした。4人用のテーブルを1人で使えるので広くて便利でした。携帯を触っていると、お店の人がWi−Fiのパスワードを教えてくれたこともありました。
全て調べて準備万端にして行くのも不安が抑えられて良いですが、ほとんど何も調べずに行っても、現地で必要な情報が入ってくるので、あまり調べていかない方がRPG感があってより楽しめると思います。どの国に行っても注意することですが、タクシーやトゥクトゥクなどに乗る際、屋台などで食事をとる際は、必ず先に値段を聞くこと。体調管理をすること。貴重品をしっかり管理すること。最大限楽しむためには、最低限の注意を当たり前にする事が1番大事だと思います。
航空券については、バンコクから福岡への帰国便以外は格安航空会社のホームページを頻繁にチェックしてプロモーションで安くなってる時を狙って買いました。空路より陸路の方が安いので、バスで移動できるところはバスを利用しました。あとは、ゲストハウスのドミトリーに泊まって費用を抑えました。食事はレストランより、屋台や個人経営の食堂、スーパーでセール中のお弁当を買ったりして安く済ませました。ミネラルウォーターは500mlのものではなく、1.5Lや2Lの大きいものを買って節約しました。
初めてのバックパッカー旅で東南アジア周遊だったので、今までの旅行とは比べ物にならない程、精神的にも肉体的にも負担がありました。ですが、周遊したからこそ発見できたことも多くありました。そして、1人の時間がかなり多かったので、移動中にたくさんの事を考えることができました。物乞いの人たちへの見方が変わり、貧しさへの考え方が変わり、こうやって好きなことを出来てる自分はなんて幸せなんだろうと改めて気づかされました。あらかじめ、行きたいと決めていた場所は全てまわれ、良い出会いもあり、楽しく旅行できたので、目的達成したと言えると思います。16時間のバス移動の翌日に体調がおかしいと思いつつも休みをとらず、シェムリアップ観光に早朝から出て体調をくずしてしまったのがこの旅1番の失敗です。次に旅する時には、まず1番に体調管理、そして、たくさんの国の人に会うためにも、日本人宿は避けようと思います。 【あなたにとって「海外一人旅」とは?】 人生をより楽しくしてくれるものです。 【旅のスケジュール】 1月10日PM10:00日本出発〜フィリピン(マニラ)到着 【あなたが人生で初めて海外一人旅をした年齢と行き先ときっかけ・目的】 初めての海外一人旅は、17歳の時に韓国のソウルへ、当時好きだった韓国アイドルのコンサートに行くのがきっかけで目的です。 【あなたが過去に訪問したことのある国/都市】 フィリピン(マニラ・セブ)、韓国(ソウル・釜山)、台湾(台北)、香港、マカオ、トルコ(イスタンブール)、タイ(バンコク・アユタヤ)、カンボジア(シェムリアップ)、ベトナム(ホーチミン) 【上記の中でもっとも気に入ったおススメの国/都市】 タイが一番おすすめです。バンコクはとても都会で住みやすいです。物価も安く、ご飯も全ておいしいです。川を渡れば、お寺がたくさんあり、現地の人たちも多く訪れています。特にアユタヤはおすすめで、自転車でまわるとより楽しいと思います。道もわかりやすいし、天気が毎日良くて、ぼったくられることも私はありませんでした。さすが微笑みの国タイと言われるだけあって、タイの人々は常に笑顔で親切でした。 【ひとり旅で楽しめなかった国/都市】 全て楽しかったのですが、強いて言うと、韓国には1人でご飯を食べる文化が無いようで、1人でレストランに入りづらかったです。 「1人参加追加代金」不要1人旅向けツアー特集
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